標準貫入試験などを行うための孔を掘ることをボーリングといいます。
標準貫入試験とは、深さ1mごとに、土の硬軟・締まり具合を判別するためのN値を求めるとともに土を採取して土の種類、地層構成を調べます。
地盤調査で最も一般的な試験であり戸建住宅を除く建物では必ず実施します。
中規模以上の建築物であれば標準貫入試験が、小規模建築物であればばスクリューウェイト貫入試験が一般的に用いられます。
ボーリング調査(標準貫入試験)とは
N値とは
重量63.5(±0.5)kgハンマーでボーリングロッドを30cm貫入させるために必要な落下回数をN値といいます。
試験手順
【1】先端に外径51mm、内径35mmのサンプラーを取り付けた
ボーリングロッドを孔底に降ろします。
【2】63.5(±0.5)㎏のハンマーを76(±1)cmの高さから落下させて
ロッドを地中に叩き込みます。
【3】ロッドが30cm貫入するのに叩いた回数(N値)を記録します。
【4】ロッドを引上げ、サンプラー内の土の種類を調べます。
【5】1mごとに【1】から【4】の作業を繰返します。
【6】深さ方向の土の種類とN値を土質柱状図に示します。
ボーリング調査(標準貫入試験)調査風景
施工実績
41期〜44期 累計412件 ご依頼いただきました。(R04 12月1日現在)
44期 ボーリング調査 134件
43期 ボーリング調査 88件
42期 ボーリング調査 101件
41期 ボーリング調査 89件
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関西エリア(大阪、兵庫、京都、奈良)を中心に調査いたします。
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